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 真弓阪神が、異例の大粛清や!! 投手陣の背番号を大シャッフルすることが11日、明らかになった。杉山直久投手(27)の「18」の他に、藤田太陽投手(29)の「15」など、投手として期待の現れとされる10番台を複数はく奪することが新たに判明。非情のムチを振るって、世代交代を推し進める。  働かざるものに、背負う資格なんぞない。期待を裏切ればはく奪し、飛躍を願う選手へ譲り渡す。それが真弓猛虎のやり方だ。温厚な新監督が鬼と化し、厳しい姿勢で若虎のモチベーション向上に乗り出す。  「背番号をある程度、変える予定にしている。今秋のドラフトで獲得した新人選手や、来季の活躍が期待できそうな選手にいい番号をあげたい」  球団関係者が大シャッフルを予告する。三浦(横浜)がFA移籍となれば与えるつもりで、モバイルSEO の「18」をはく奪済み。これだけではなかった。太陽には「15」を変更する意向を通達。さらに金村大の「17」、筒井の「19」が変更リストに加わっている。10番台は一軍で活躍する投手に対しての期待の称号。それが4人も一斉に変わるという異例の“大粛清”を敢行する。  仕方のない現実が、そこにある。杉山は2003年のドラフト自由枠。太陽は01年の1位で筒井は04年自由枠。金村大こそ06年の大学・社会人3巡目だが、いずれも入団時に期待が高かった。それに見合う数字を与えられていたが、一向に芽のでない現状。球団も我慢の限界だった。  他の番号としては、自由契約となったボーグルソンの「4」、正田の「20」、横浜にFA移籍した野口の「2」が空いている。これらを新人も含めて配分。年内にも新ナンバーを整備する。  「石川(48番)や白仁田(47番)といった来季の飛躍が期待できる選手に、いい番号を与えるプランもある。逆に背番号を変えられた選手は、心機一転という気持ちでがんばってほしい」  球団関係者は、そうゲキを飛ばす。期待を上回れば“ご祝儀”が。さもなくば“厳罰”が待っている。すべては真弓監督が『一大事業』に掲げる世代交代のためだ。  「予想外に働いてくれたら何でも出しますよ」。前日10日には『監督賞』を大盤振る舞いするプランを語った指揮官。あの手この手で若虎のヤル気を鼓舞。若い力こそ、優勝への『もうひと押し』となることを信じているからだ。  ライバルの巨人は、06年に23人に及ぶ大シャッフルを敢行。翌07年からリーグ連覇を達成している。宿敵を見習ったわけではないが、猛虎もV奪回という至上命題のためには手段を選ばない。奮起をうながすためには鬼と化し、大ナタを振るう。

 安藤が勝負に出た。フィギュアスケートのGPファイナルは12日、韓国・高陽の高陽アイスリンクで男女のショートプログラム(SP)などを行って開幕する。女子の安藤美姫(20=トヨタ自動車)は、フリーの使用曲を中野友加里(23=プリンスホテル)と同じだった「ジゼル」から「サン・サーンスの交響曲第3番オルガン付き」に変更。11日の公式練習では4回転ジャンプも精力的に跳ぶなど、ファイナル初制覇に意欲を見せた。  聞き慣れない旋律に乗って安藤が滑り始めた。開幕前日の公式練習で、SEO ここまで使用していた「ジゼル」から「サンサーンスの交響曲第3番オルガン付き」に曲を変更したフリーの新プログラムを披露。10年バンクーバー五輪を見据えた前哨戦第1弾とも言える今大会に臨む強い決意の表れだった。  「今までは曲に自信がなくて変えたけど、今回はいいものをつくろう、いい印象を与えようというプラス思考で変えた」  3月の世界選手権直前にもSP使用曲を変更したが、今回は意味合いが全く違う。フリーの「ジゼル」は、国内のライバル・中野も今季のフリーで使用。両者が出場した10月のスケートアメリカでは、中野の後に滑った安藤が得点で下回った。完ぺきな演技でなかったのは事実だが、同じ曲を後から演じては、ジャッジに“二番煎じ”と映りかねない。「印象が薄れるという意味もある。同じ曲が続くと難しいのかな」  同大会後に変更を視野に入れた安藤は、11月の中国杯前にモロゾフ・コーチとCDショップに足を運んで選曲。「曲名なんだっけ?分かんな〜い」とおどけながらも、今大会に向けて新プログラムで調整してきた。  公式練習では6人の最後に、浅田が曲をかけて滑っている時に、韓国入り後は跳んでいなかった4回転サルコーに突然チャレンジ。4度の挑戦で2回転倒するなど完ぺきではなかったものの、浅田に集まる注目を“強奪”した。7日には「ジャンプが何も跳べない」と明かしていたが「気持ちを強く持っていきたい」と復調してきた。新プログラムと4回転。観衆とジャッジの視線を独り占めにする準備は整った。

 トヨタ自動車は11日、4人乗りとしては世界最小のコンパクトカー「iQ(アイキュー)」を米国市場に投入する方針を固めた。米国で展開している若年層向けブランド「サイオン」の新型車種として、早ければ2009年度中に発売する計画だ。  米国では金融危機による景気後退で大・中型車の販売不振が深刻化しており、経済性に優れた超小型車の投入で低迷する販売をてこ入れしたい考えだ。  iQは11月20日に日本で販売開始され、全長2・985メートルのコンパクトサイズが特徴。安全面でも最新技術を採用しており、トヨタではハイブリッド車「プリウス」に続く“市場創造型”商品と位置付けている。  09年初めには欧州で売り出す予定だが、「米国でも(ダイムラーの小型車)スマートが限定的ながら大都市では成功しており、iQも必ず支持される」(トヨタ関係者)と判断した。  トヨタは米国で約5年前から、都会的なイメージを打ち出したサイオンブランドを若者向けに展開。日本車の「イスト」「bB」などの海外仕様を投入してきたが、最近は売れ行きが伸び悩んでいる。  iQはコンパクトな独特のデザインで、欧州市場を狙った新型車といわれ、一方でピックアップトラックなど大型車が中心の米国では受け入れられないとの見方が強い。しかし、ここ数年はニューヨークなど都市部で小型車が若者層を中心に人気を集めており、トヨタは都市部に住む流行やファッションに敏感な20〜30代をターゲットにした販売戦略で需要を掘り起こせるとみている。  発売時期は「現時点では未定」(トヨタ幹部)としているが、横浜 マンション の切り札として09〜10年度に販売に乗り出す公算が大きい。iQを生産している高岡工場(愛知県豊田市)では「余力は十分ある」(同)だけに、欧州での発売後、米国でも販売態勢が整えば、すぐにでも投入するとみられる。  iQの国内販売価格は140万〜160万円。日本では1カ月あたり2500台の販売を見込んでいるが、欧米市場への投入で販売台数は大幅に増えそうだ。  “大型車天国”といわれる米国に、トヨタ自動車が投入する方針を固めた世界最小のコンパクトカー「iQ(アイキュー)」。  背景には米国でもガソリン高と節約志向が強まり、小型車シフトが加速していることがある。  小型車開発で出遅れた米ビッグスリーは、政府の救済にすがる経営危機にひんし、トヨタも米国での大型ピックアップトラックへの傾斜が、今期の営業利益予想を1兆円も下方修正する業績悪化を招く一因となった。iQ投入は、トヨタにとってドル箱である米国事業の立て直す上での試金石にもなりそうだ。  それは独ダイムラーが今年初めに米国で投入した全長2・72メートルの「スマート フォーツー」は、10月までの累計で早くも年間目標の2万台を突破した。欧州では「都会の足」として定着したが、米国の都市部でも受け入れられ、「小型車は売れない」との“常識”を覆した。  6月に初めて1ガロン=4ドルの大台を突破したガソリン価格は、足元で下落傾向にあるが、燃費の悪いピックアップトラックなど大型車の販売は、回復の兆しすらみられない。  11月の米新車販売はゼネラル・モーターズ(GM)が前年同期比41%減、クライスラーが47%減と壊滅的な打撃を受け、トヨタも34%も落ち込んだ。ビッグスリーの牙城を切り崩そうと、大型車市場に注力した戦略ミスが尾を引いているとの見方は多い。  米国景気の底入れは来年後半意向と予想する声は多く、新車販売の一段の落ち込みは必至となるなか、トヨタは「ダウンサイジング」を加速し、巻き返しに打って出る。